現在シャドウバースでは、期間限定で3/16まで、ローテーションで使用できるカードすべてがテンポラリーカードとして3枚配布されている。
テンポラリーカードとは、カード分解やプレミアムカード生成などを行えない、特殊なカード。
通常のカードと同じようにデッキに組み込むことができ、ランクマッチなどでも使用することができる。
初心者でもすべてのデッキが組める絶好の機会なので、今から始める人や、復帰する人に向けてオススメのリーダーを紹介していく。
ウィッチ
現在ウィッチは様々な構築がローテで活躍している。
その中でも特筆して強いデッキが「クオンウィッチ」だ。
「陰陽の開祖・クオン」や「真実の狂信者」をはじめとしたスペルブーストフォロワーを駆使し、5T目以降強力な盤面を展開していくデッキだ。
また、「未知の求道者・クラーク」から手に入る「真理の術式」は貴重なバーンスペルなので、相手のライフを削り切るのに重要な役目を担う。
スペルブーストとは、スペルブーストの効果を持つカードが手札にある状態で、自分がスペルをプレイするたびにスペルブーストが1回働き、効果を発揮する。
「陰陽の開祖・クオン」や「真実の狂信者」はスペルが使われる度にコストが-1されるので、最終的には0コストで出すことが可能なのだ。
クオンを早期にプレイし、相手が処理しきれない盤面を形成し続け、展開されたフォロワーで相手リーダーの体力を削っていくことが「クオンウィッチ」の勝ちパターンだが、クオンを出すターンが遅れてしまったり、スペルブーストがうまくいかない場合も多々あり状況によっては長期戦を想定していかなければならない。
初心者が使うには少々難しいデッキかもしれないが、常に盤面を制圧できる力強さを持ったデッキなので、使いこなせばどのデッキに対しても勝てるポテンシャルを秘めている。
ドラゴン
筆者が今一番使っているリーダーで、今期グランドマスターを高い勝率で達成することができた。
オススメのデッキタイプは「自然ドラゴン」だ。
自然ドラゴンは「呪われし影・ヴァイディ」のリーダー付与スキルでリーサルを狙うデッキだ。
ヴァイディをプレイすると「影の侵食」というスペルが手に入り、その効果が、破壊された「ナテラの大樹」の枚数分相手リーダーに毎ターンダメージを与えるというもので、ナテラの大樹が破壊されるごとに増加していく。
デッキの半数近くがナテラの大樹を生成できるカードで構成されているので、容易にダメージを稼ぐことが可能だ。
このデッキでまず覚えておくのが、マリガンでヴァイディを脳死キープすることはNGということだ。
確かにヴァイディを後攻4T目で進化する動きは強く、フィニッシャーでもあるので引いておきたい気持ちはあるのだが、ドラゴンというリーダーは「竜の託宣」や「旋風のプテラノドン」でマナ加速していくことが重要になってくる。
なので、まずは序盤にヴァイディを引くことよりもマナ加速できるカードを手持ちに持っておきたい。
ヴァイディをキープする場合は、マナ加速カードが初手にある時などに限られてくるだろう。
初心者でも比較的扱いやすいデッキなのでオススメだ。
ネクロ
ぜひオススメしたいのが「妖怪ネクロ」デッキだ。
「大妖狐・ギンセツ」などの妖怪フォロワーを軸とするデッキで、序盤から終盤まで隙の無いコンセプトデッキ。
「酒呑童子」を進化させ、「永遠の花嫁・セレス」の効果で手に入る「永遠の誓い」を使用し、ギンセツを場に出す一連の流れがあまりにも強い。
「酒呑童子」の進化効果である疾走付与能力がこのデッキでは重要になってくる。
序盤はドローソースを確保し、キーカードを探しにいきたい。
ある程度体力が削られてしまっても、ギンセツで最低8点回復することができるので、慌てずにプレイすることが大切だ。
現環境でこのデッキはあまり見なくなったが、瞬間ダメージ、回復力、除去力とバランスよく備えているため、どのデッキに対しても互角以上に戦える。
マリガンで優先的にキープしたいカードは「酒呑童子」「永遠の花嫁・セレス」「大妖狐・ギンセツ」
初心者でも扱いやすいデッキだが、ドローソースが豊富なため、常に手札が溢れそうになる点にだけは注意が必要だ。
上記で紹介したデッキタイプ以外も現環境では活躍しており、中でも「進化ロイヤル」は高い頻度で遭遇する。
ちなみに、上記で紹介した中で一番安く作れるデッキは「ウィッチ」だ。
なので、3/16まではローテのカードが無料で使えるが、それ以降デッキを作るのであれば、まずは安く作れるウィッチで試合数をこなし、
デイリーミッション等でゲーム内資産を集めることをオススメする。
また、最新パックでは「プリンセスコネクト!Re:Dive」のキャラクターも多数カード化されており、上記で紹介したデッキ全てにプリコネキャラが採用されている。
ソロモードも充実しているので、これを機会にぜひ遊んでみてはいかがだろうか。